2001/6/8 八甲田山/夏油温泉

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さて、今日は青森をあとにして岩手の南がわまで降りなくてはならない。

昨日までの雨模様と打って変わっての晴天。

雪中行軍で有名な八甲田山へ行ってみようと思い立つ。

ロープウェイで山頂に上ると、
まだ残雪が見られる。

絶景を眺めながら

湿原地帯の中を抜けてゆく。

見晴らしの良い遊歩道をずっと歩いてゆく。

風がとても強い。

 

 

まだ草花も芽吹いて日が浅い。


この葉っぱ(↓)なんて、まるで何かの蕾のよう。

「コバイケソウ」というそうです。

残念ながら、私は全然高山植物の名前を

知らない(^^;

これらのお花の名前はなんでしょう??

→「ショウジョウバカマ」だそうです(8/4)

イワナシの花(8/4)

これだけは分かる(^^;

フキの花

ブナの葉?

光の織り成すグラデーションがとても美しいね。


「ホオノキ」  朴葉味噌、なんかに使うやつだな。

さて、この花(↑)はなんでしょう?

大きな葉っぱの真中にポツッと白い小さな花が。

とても可憐。

(答:「オオカメノキ」(8/4))

山頂レストランの恐怖

さて、昼ご飯を軽く食べようかと思い、

「八甲田山頂レストラン」(ってただの食堂ね。)に入る。

平日でお客が殆どいない。

おじちゃんがやってきて、なにやら早口でまくしたてる。

どうやら

「今日はセットメニューだけにさせていただいてますから」

と言っているらしい。 しかし。

セットメニューとやらはえらく盛りだくさんで量が多い。

ジンギスカンにうどんやら小鉢やらついて、更にご飯ものまでつくらしい。

「そんなに入らない」

というと、おばちゃんが、

「大丈夫、時間をかければ入るって」

と聞いてくれない(T_T)

とにかく、しょうがないので席につく。

ジンギスカンは美味しかった。 でも・・・・

こんなに他のおかずはいらないってば〜(^^;

ご飯にたどり着けず、おばちゃんに、

「いや、もうご飯はいいです

と言ったら、おばちゃん えらく衝撃を受けて

「ええっ????????」

なんと、「ご飯」はカレーライスだそうな(・・)

「特製カレーだから。おいしいから。

そして再びダメオシで

「時間をかければ大丈夫だから!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こっ・・・・・断れないっ・・・・・・・・・・・・・・

というわけで、良心的というべきかなんというべきか。

雪中行軍、ゆきだおれならぬ

八甲田 死の食い倒れ行軍

とあいなったのであった。

山頂レストラン、おそるべし。

さて、山を降りて一路 北上ICへ。

ここから車で40分ほどで夏油(げとう)温泉だ。

古い湯治場の雰囲気たっぷりの

温泉街。

湯治用の自炊棟。

湯治宿「昭和館」

昭和30年代はまだ道路がなく、馬で山を越えてきていたそうだ。

夏油は、古い湯治場である。

川沿いに4つの露天風呂と1つの湯小屋がある。

他に洞窟風呂がある。

1つを除いて 基本は混浴。

大湯から見える川の風景。

こちらは、こじんまりした川べりの「疝気の湯」

一番 ぬるめで長湯できる風呂。

いったいどれぐらいの樹齢なのだろうか?

巨木がいたるところにある感じ。 (これは桂の木だそうです)

歴史を感じる。

一泊 10000円也。

タオルつき、食事は広間。

バスタオルレンタル200円。

内湯は男女別。 シャンプー、石けんつき。

「元油夏油」

岩手県北上市和賀町岩崎新田1−22

0197−67−3931

(冬季64−6375)

冬季休業(11月下旬から5月中旬まで)

紅葉は10月上旬

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