2001/6/9 鷲倉温泉

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当初は夏油からそのまま東京に帰ろうかとも思ったが

せっかくなので、福島あたりでもう一泊することに。

ここ鷲倉温泉は、土湯峠をこえたあたりにある。

周囲には野地温泉などがある。

この宿は、種類の異なる源泉による、2つの露天風呂が売り物だ。

こちらは硫黄のほう。

ぞして、こちらは、鉄鉱泉のほう。

胃腸病と神経痛などにきくそうだ。

宿の前には遊歩道の入り口があり、小一時間ほどの

散歩道になっている。

「サラサドウダン」(8/4)

小さな湿原があらわれる。

もう少し季節が早ければ、水芭蕉が沢山咲くようだ。

またもや 名前がわからんシリーズ。

(「ツマトリソウ」だそうです(8/4))

これは、八甲田のページで「蕾みたい」と

いって撮った写真の植物が

育ったところのようだ(^^;

(「コバイケソウ」)

よく見ると、なんだか可憐な花が咲いているので

心を惹かれました。

(「ツクバネソウ」)

ブナの林

ワタスゲが花盛りで、とても美しい。

(実は、これが 実なんですって?? byあすかいのでさん8/4)

人っ子ひとりいない、秘密の花園みたいな感じ。

残念ながら、私の腕前では

うまく表現できないけど、

この木の枝を偏光グラスを通して

眺めると

息を呑むほど美しいのである。

鷲倉温泉は、ここまでに渡り歩いたほかの秘湯の宿とは

だいぶ雰囲気が違って、

設備の整ったしっかりした宿、というイメージ。

だけど それが とてもよい方向に機能している。

従業員が全員 モラールが高くてホスピタビリティに満ちている。

やる気満々。

きっと女将の人望が厚いのだろうなぁ。

旅館の各所にさりげなく花が活けてあり

すみずみまで気配りが行き届いていて気持ちがよい。

ここは静養と気分転換に週末一泊旅行で来てもよさそうだ。

一泊 10000円也。(トイレなし、本館)

タオル・バスタオルつき、夕食は部屋、朝食は広間。
おいしかった。

内湯・露天とも男女別。 シャンプー、石けんつき。

宮福島県土湯温泉町鷲倉山一番地

0242−64−3224

冬季休業(1月上旬から連休前まで)

正月は営業。

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