[2003/01]


■01/01 (Wed)

みなさま、あけましておめでとうございます。

2002年はどんな年でしたか?

我が家の2002年のトピックといえば、
春先のくろちんとの遭遇
6月のタンノイ&ラックスマンのモノラルパワーアンプ衝動買い
8月の事務所の部屋の引っ越し。
10月の車の買い換え
そして12月のタヒチ旅行ですね。

あ、タヒチ旅行、ようやく写真をPHOTO-CDに焼いてもらったのが出来てきました。

なんとか正月休み中に旅行記を仕上げたいものですが・・・・・(以下自粛)

2003年は・・・やはり イラクとアメリカの戦争、北朝鮮の不穏な動き、などが目下最大の関心事でしょうか。株価から目が離せませんから(^^; 年末に忙しさにかまけて売り損ねたわたくし。あなおそろしや(笑)

さて、皆様、正月はどのように過ごされてますか?

うちは・・・・  大晦日は中森明菜と中島みゆき見たさに紅白につきあい、その後は観るともなくだらだらとTV観たりして(うちには珍しい過ごし方)、その間、だらだらと飲み食いもし、2:30頃に力尽きて就寝。 ちなみに、大晦日のメニューはというと、

しゃぶしゃぶ(夕方)

年越し蕎麦

シャンパンとオードブル(年越しの瞬間ね

といった感じです。

今日は 夕方 友人が遊びに来て、うちの手抜き正月料理を食べて帰りました。

・・・とまあ、こんな元旦でございました。

#合間にちょっと仕事なんかもして(T_T)


■1/2 (Thu)

今日は昼から会社に顔出して雑務終わらせて、通り道にある高島屋の初売りとか、冷やかした。

いや、すごい人出ですな、正月から。びっくり。

Nagが洋風ごちそうを食べたがっていたのを思い出し、「ほんじゃあ、まあ」とばかりにデリカテッセンを買って帰ってやることに。

まず京王の酒売り場で5000円程度のお手頃ボルドーを1本調達。なぜ京王かっていうと、別にここのワイン売り場が良いというわけじゃなくて、単に株主優待券で1割引で買えるからというだけの理由なので、誤解しないように。(デパートのワイン、という意味ならハルクか東急本店をおすすめします。ハルクは「高いけど良いワイン」、東急は掘り出し物もあるかも。東急のワインのバイヤーはとっても優秀です。)

次に、小田急の地下の「トロワグロ」へ直行。 田舎風パテ、とか、フォアグラ入りのテリーヌ、といった類のものを置いているのは此処ぐらいなので。 トロワグロは小田急本館の地下と、ハルクの地下の二カ所あります。先日チェックしたときは、ハルクにはパテがなかったので本館地下に行ったのだが、なんと今日はこちらにパテがない(ショック)。 途方に暮れつつ、疲れた身体にむち打って「これもパテを渇望していたNagの為じゃ」(ああ私ってなんてお人好し)と頑張って、ハルク地下まで遠征。

ありました、ありました。

というわけで、人混みに疲れ果てつつ、Nagの喜ぶ顔見たさに頑張ったわたくしてありました。(ここ、よく読むように>Nag)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正月は太るわけだよな。


■1/3 (Fri)

朝、大雪。 車にも積もってる。寒いよぉ。

猫たちもベランダの猫草を食べに出ても、速攻で部屋に逃げ帰ってくる。

昼過ぎから雨に変わったけど・・・

仕事したり HP更新したり。 そうそう、とりあえず タヒチ旅行の一部、ボラボラ島での部分だけ、旅行記をアップしましたので、ぜひ見てね!

これだけで、6ページありますけど・・・(^^;

ランギロア以降のは、まだ写真が全部揃ってないので、あと2週間ぐらい?待って下さい。


■1/4 (Sat)

正月終わり〜。

今日は歯医者。麻酔が切れて痛いよぉ(涙) でもしばらく治療は続く・・・・・ はぁ。

そうそう、昨日、正月セールのキャットタワーを\7900ぐらいで注文。 早ければ来週末ぐらいに入荷するそうです。 天井に突っ張るタイプのやつです。 育ち盛り、遊びたい盛りのくろちんの為に購入に踏み切りました。 猫には上下運動が必要なので・・・

また 年長の猫ばかりで退屈しているから、キャットタワーがあればもうちょっと遊びのバリエーションが増えることでしょう。 しかし 猫がいる家っていうのは、小さい子供がいる家と同じで、おしゃれに暮らすことは不可能に近いですな(苦笑)

私の美的感覚が許さない代物であっても、可愛いくろちんの幸せのためとあらば(^^;

というわけで到着が楽しみではある。


■1/ 7(Tue)

12月スタートの新プロジェクトの全体スケジュールの調整会議が急遽開催決定。

夕方 事務所で打ち合わせ。 そのあと 当然の流れとして(?)ミニ新年会へ・・・


■1/ 8(Wed)

昨日の打ち合わせの結果を受けて、親玉の会社とうちの間にはさまってる会社さんと見積もり会議。

うーん。この金額はちょっと納得できない?けど・・・・(苦笑)
中間マージンをピンハネされるのは下請けの常ってわけだからね。

まあ色々お世話になってるからなぁ・・贅沢言っちゃいかんかんぁ・・・などと言いながら自分を納得させる。

でも 春からの追加分で 取り返すぞー!  とりあえず目の前のJOB解決に頑張る。きっと頑張れば お金はあとからついてくる。・・・に違いない。・・・・・ついてくる・・かな????(自信なし)


■1/9 (Thu)

朝は税理士さんとミーティング。今期もなんとか乗り切ったなー。
彼は 公認会計士事務所に長年つとめていて、今度独立して事務所をかまえるのであるが、今いる事務所で採用する新人さんの「最近の傾向」についての話題が出た。

最近は会計事務所に来る新人が「サラリーマン」的な人が増えた、って言ってました。いつか独立するぞ!技術を盗むぞ!という気概が少ないってことみたい。

一般の会社でもおんなじですかね?

まあ技術者ひとり見ても、今 かかわってる会社で「使えそうな」人は、その会社の正社員以外に限る、っていうのが現状。 プロパーが使えないんだ、これが。

フリーの子のほうがプロ意識のある子が多いのかもね。。

午後からは2つ会議かけもち。 忙しいのはよいことだ。


■1/10 (Fri)

資料作りとか 追われてる。 こんど、ASP.NETやるので、技術書を物色している。

新しいことやるのは燃えます。 でも、年食ったからか、自分でコード書くのはイヤになってる(爆)  力仕事は人にやらせたいねえ(^^;


■1/11 (Sat

ポーランド国立歌劇場の「トゥーランドット」を観に行った。東京文化会館。

この歌劇を知らない人のために簡単にあらすじを説明しておきましょうか。

昔昔、中国紫禁城に、皇帝の娘トゥーランドット姫というこの世のものとは思われぬ絶世の美女の姫様がいたそうな。皆、肖像画を見ただけで恋に落ちてしまったそうな。

でもこの姫は男嫌いの残酷な氷の処女

なみいる求婚者に対して、到底解けぬ3つの謎を出し、それに答えられなければ首をちょんぎってしまうのです。あなおそろしや

そこへダッタン国の王子カラフが登場。ダッタン国は敗れ、敗走中。

落ちのびてきた国王と、国王に付き従う女奴隷リュウ。3人は偶然そこで再会する。

おりしも、最新の犠牲者、ペルシャの王子が斬首されるところ。

命乞いもむなしく無情に刑は執行される。

カラフも肖像画を見て恋に落ち、果敢に求婚の名乗りをあげる。

皆がやめておけと止めるのも振り払い、挑戦のしるしの銅鑼を3回たたいてドラマが始まる。

姫はいう。「謎は3つ、死は1つ!」

王子は負けていない。「謎は3つ、命は1つ!」

こうして決戦の火ぶたが(^^;

ところが、1つめの謎も2つめの謎もカラフは正解を出してしまう。

姫、動揺する(^^;

「これはわかるまい!!」と最後の謎を出すが、カラフはこれにも答えてしまう。

びびる姫。 いきなり父である皇帝に「いやいやいやっ! 姫をあんなケダモノにくれてやらないで! 私は誰のものにもなりません!!」って感じでだだをこねる卑怯者、姫。「嫌がる私を手に入れて何がうれしいのよっ!!」とカラフにもダダこね。

惚れた弱みか、かっこつけか、カラフは譲歩する。

「夜明けまでに私の名前がわかったなら 私はあなたを諦めて命を差し出す」

姫、必死。 国中におふれを出し、「今夜は誰も寝てはならぬ!

(ここでカラフが歌う「誰も寝てはならぬ」というアリアは超有名。)

さあ、とばっちりをうけた皆の衆、家来たち、みな必死

なんとかして名前をさぐりださないと自分たちの首がアブナイ。

しかしカラフはガンとして口を割らない。

そこで思いついたのが、「あの 親しそうに口をきいていた爺さんと娘っこなら知ってるんじゃ?」「よし、拷問して吐かせろ!

年老いた国王がどつかれるのを見て、奴隷娘のリュウが自分に注意を引きつけようと叫ぶ。

「私だけが彼の名前を知っている!」

こうしてリュウが矢面に立たされる。いくら拷問されても王子の名をあかさないリュウ。不思議に思った姫が「何がおまえをそこまで・・」と問うと、リュウは「彼を愛しているから」と言うわけだ。これはもう姫の知らない世界ね。

ここでリュウが切々と歌う歌もこのオペラの聴き所。

リュウは王子を守るために 自殺してしまう。

嘆き悲しむ王子、国王、そしてもらい泣きの群衆。

姫も動揺

そこを攻める王子。姫の唇を奪い、熱い抱擁。(これってあまりに不謹慎じゃ?)

しらじらと夜が明けはじめる。

高ぶった王子は 自分の名を告げてしまう。

そこで 勝ち誇ったように「おまえの名がわかった!」と叫ぶ姫。

結局 首を切られるのか・・・と思いきや 急転直下 姫が180度変化して、

「彼の名は・・・・・・・・愛!(Amour)」と叫んで大団円

#結局、リュウは犬死にか?・・・・早まったか?・・・・と思わせるエンディングなんですけども(^^;

まあ、こういう寓話的なストーリーでして、姫、カラフ、リュウの3者が最高の歌手でないと途端につまらなくなっちゃうオペラです。今回の公演は、その点で素晴らしかったです。

脳天スコーンと抜けるような絶唱が一杯出てくるので、ストレス解消になりますな。

リュウは清純派の純愛路線。これがまたいい歌手でした。思わず ほろりともらい泣きしそうになりました。


■1/17 (Fri)

今日は車を修理に出した。2週間ぐらいもどってこない(T_T)
自転車ひっぱりだして空気入れなきゃ。でもうちのへん、坂ばかりだからなーーー。

電動アシストサイクルにすればよかった?

  ==== 後日 振り返って 加筆。=====

友人が私を裏切った記念日。 一生涯、この日付を私は忘れるまい。
あまり軽々しく人を友人だなんて信頼すると、痛い目に遭うのだ、と肝に銘じる。
恋愛至上主義的な考えの浅い女にとっては、友情よりも自分の肉欲や自己愛が大事なのだろう。


■1/27 (Mon)

あっ・・ 忙しさにかまけていたら もうこんなにブランクが。なんと10日も日記を更新しとらんじゃないか(^^;

とにかく気ぜわしい毎日です。仕事も詰まってる。会議も多い。原稿書きは進まない(T_T)

もっと時間が欲しい! ・・・・・余裕が全然ないくせに1/18、1/25と二週連続で週末をオフ会でつぶした。 1/18は商社時代の同僚と後輩の2人を呼んで新年会だった。

二人とも飲み食いが大好きなので料理に凝っても懲り甲斐がある。まちがっても「宅配ピザでよかったのに」なんて失礼?なことは言いません(^^;   私は料理やお菓子作るのが昔から大好きで、よく人を呼んでその成果を披露するのが好きだった。

OLで下北沢のアパートで一人暮らししていたころから、よく後輩などを部屋に呼んで料理をふるまっていたのだった。 6畳+3畳の1DKのアパートで、キッチンには当時から電気オーブンと圧力鍋など調理器具が色々あったものだ。

大阪での最初の結婚時代は 毎週のように週末 後輩たちが料理目当てで押しかけてきたなぁ。ペンション○○(←同時の姓ね)と呼ばれてたっけ(^^;

女の子はいいやね。 こぎれいだし、食べ歩きが好きなので、違い?を分かってくれるし。

この土曜は、またたびパティオの新年会だった。自宅で。

でも 今回は欠食児童ばかりで 疲れた・・・・ やっぱ 野郎は作り甲斐がなーーい。

で、とにかくこれで週末つぶしは打ち止め、原稿書きを進めないと編集さんに申し訳ないす。
メール書きやHPの更新も時間食いなのだが、HPを10日も放っておくのも問題だ(^^;

修理に出した車がなかなか帰ってこない。

でも、しまいこんでた自転車を引っ張り出す口実になったので、それはそれでいい機会かも。
問題は坂が多いことだ・・・・・ うーん。歩く方が楽だなぁ。

夜更かしが続いたので体調を崩しかけてるようだ。 いったん直っていた風邪が復活の兆し。喉が苦しくなっちゃってる。 加湿器とかちゃんとつけないとね。

さて 今日ももう1:30じゃん。 やだやだ。

Nagと一緒になってから生活サイクルが滅茶苦茶になっちゃって 困る。

12時前に寝て7時過ぎにちゃんと起きるまじめな生活だったのに。

おかげでこの5,6年で一気に老けた気が(T_T)

基本的生活習慣はきっちり身につけてくれ〜  私は老化したくない。


■1/29 (Wed)

1/24がNagの誕生日だったので 今日、お祝いのディナーをば。 場所は新規開拓のフレンチ、恵比寿のマッシュルームという店。

東京グリンツィングかボルドー・セラーと思ってたのだが、「ワイン中心の店でなくって、美味しいジビエが食べたい」というのでちょっと調べた結果、ここを試してみることにしました。

まあ 今はジビエの季節だものね。 つーわけで、結果はまた日記で報告。


■1/30 (Thu)

「マッシュルーム」の感想。

2皿のコース、3皿のコースは冷前菜、温前菜、メインから選ぶプリフィクス。アミューズと、デセールとカフェとパンがつく。

この他に、キノコ尽しのフルコースというのがあるらしい。詳しくは http://www.mush.jp の menuのページを。

メニューはかなり多彩。

Nagは、

(冷前菜)蝦夷鹿の燻製とパールシャンピのサラダ クルミドレッシング

(温前菜)ヤリイカと黒ラッパ茸のソーセージ 赤ピーマンのコンフィー添え

(主 菜)本日のジビエ料理 (今日は野鴨のソテー)

私は

(冷前菜)フランス産ウサギを3種のスタイルで(バロティーヌ、ジュレ、レバー)

(温前菜)新潟ハナビラ茸と生ハムの手打ちヌイユ カラスミ風味

(主 菜)蝦夷鹿と白舞茸のポアレ タプナードソース

を選びました。

野鴨は絶品!だったようです。全体的にとても意欲的。丁寧な仕事で、評価できる味です。

チーズもよく揃えてありますし、デセールもいい感じでした。

ワインは最初に カリフォルニアブエナヴィスタ ピノノアール カルネロス'97 \5600  というのを500mlのデキャンタでいただき、その後に、マルゴー シャトージスクール'89 \15000  を注文。

これでうまい具合にチーズまで持ちこたえることが出来ました。

いい店でしたよ。また行きたいと思います。


■1/31 (Fri)

一番冷え込む今の時期、すでに熱海あたりでは梅が咲き始めてるんだよね。

もうすぐ春ってこと。梅見にもうすぐ行けるなぁ。

今の時期はひたすらお日様に当たっていたい。猫の気分。

お日様に当たっていれば、なんだか幸せな気持ちになれる。

だから私はね、お金を貯めて最大限日に当たっていられるおうちに引っ越したいの。

今の家は日当たりはいいとは思うけど、それでも前に建物があるので最大限お日様を楽しむには物足りない。もしも日が沈む寸前までめいっぱい日差しを楽しめる我が家と地面があれば、私はもっと出歩かなくなるだろう。

でもいつそんな家に住めるかな。だんだん人生使い果たしていってしまうのに。

恋いこがれるだけで死んでしまうのだけはいやだなぁ。実現させなきゃ。