またたびAngels 子育て日記#1

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2002年4月30日(火)  おおくぼ動物病院 

午前中に、いきつけの獣医に3匹を連れて行った。
オレンジとチン子は♂であることが判明。
うーん。名前かえなきゃね。
育て方の注意点や、あれこれ教えてもらった。
目があくまで2週間ぐらい、離乳まで1ケ月、
最初のワクチンは45日ぐらいで。
いままでも私は 離乳前の子猫を2回、
哺乳瓶で育てたことがあるが、
さすがにここまで小さいのは初めてである。

チン子(♂) 91g

クロ(♀) 95g

オレンジ(♂) 98g

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2002年5月2日(木)  「メルヘン」へ出発

5/2から5/5まで、
去年もお世話になった八ヶ岳の「メルヘン」に 猫連れ旅行の予定だったので、
チビ達も連れて行った。

大型ケージのほうは、チョビたちを入れるのに必要なので、
実家から普通の1匹用のキャリーを借りてきた。
同じように、ムートンクッションを敷き、
その上にペットシーツとタオル。

ミルクをたっぷりやって寝付いたのを見届けて出発。

昨夜もミルクの世話で寝不足なので しんどい。

部屋にあがってから、荷を解く。
時間がくると子猫にミルク。
あとは寝かせておく。

みんな元気だ。

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2002年5月3日(金)  オレンジ 天国へ逝く…

悲しい出来事がおこった。

今朝は 朝すぐに様子を見てやらなかったのだ。
静かだったのでよく寝ていると思い、
こちらも寝坊して朝食に遅刻しそうだったので
そのまま朝食に行ってしまったのだ。
朝食から部屋に戻って、子猫にミルクをやろうと思い、
まず、チン子とクロをビデオで撮影などしながらミルクとトイレ。

「次はオレンジだ」と、オレンジを連れてこようとして
ケージを探したとき、
タオルの一番下から、ぐったりしたオレンジを発見。


ケージが小さくて、敷いていたクッションがU字形の谷間をつくっていたので、
その谷底に埋まってしまったのだ。
タオルがあったのでからまって脱出できなかったのだろう・・
目も見えない、一人で何も出来ない赤ちゃんなのだから。

何度も 様子を見てやれば!

朝起きたときにも 一回 確認していてやれば!・・・・

下の写真のようにピンクのお鼻だったのに、土気色になりかかって、
だけどまだ息はある。
Nagが掌で包み込むようにして暖める。
苦しそうにしていたのが 少しおさまる。
だけど 鳴き声も出ないし、四肢にまるで力がない。
ぐにゃっとしているのである。
それでも奇跡を信じて 介護していた。

ペンションのオーナーが 近所によい獣医がいるから、と
教えてくれたので 
すぐに連れて行く。
体重は110g。
体温がちょっと下がっている。
点滴のようなものをしてもらい、
とりおあえず すやすやと眠っているかのように見える。
午後も 交替でつきっきりで様子を見ていた。
ペンションのおばさんが 湯たんぽを貸してくれた。
医者に 体温が下がっていると注意されたからだ。

あとはミルクが飲めるようになりさえすれば!

午後になり 呼吸もだいぶ落ち着いて、
ときおり あむあむと口を動かす仕草をする。
手がわずかにくねくねする。
ミルクを口元に持っていってみる。
くわえてくれない。
だけど 口を開けたときに 差し入れてみると
わずかに 吸うようなそぶりを見せる。
1ccかそこらは お腹に入ったかもしれない。

夕方 再度 医者に連れて行く。
夕方までに自分でミルクが飲めるようにならなければ
チューブで直接胃にミルクを入れてもらうことになっていたのだ。

そのちょっと前。
湯たんぽが冷めてきたのでホカロンも隅っこに忍ばせていた。
これが 仇になった。
車の移動中に、しっかりセーターでくるみすぎたせいか
暑くなったのだ。
苦しそうにもがいているのをみて、
あわてて湯たんぽから外した。
獣医で体温をはかったら40度もあった。
「上がりすぎ」と先生もしかめ面。

それでも 呼吸が落ち着いたので
ミルク注入を実行。
とりあえず 吐き出さず、寝息をたてている。

これで安心かなと気がゆるんだのがいけなかった。

先生から、「これでもどしてしまうようだと、ちょっとダメだよ」と言われていたのだが
もどすことなど考えもしなかった。
落ち着いて見えたのである。

帰りがけに薬局などに寄り 車の中にオレンジを置いて
30分ほど目を離してしまったあいだに
恐ろしいことがおこっていた。

車に戻ってきて
すぐに オレンジの様子がさっきと違うのを感じた。
息がない!
血の気が引いた。 まさか、と念じた。
抱き上げても 反応が全くなく、
さっきまで僅かに上下していたお腹が
ぴくりともしない。
口を開けさせたら、鼻から液体がしみ出した。

どうも 注入したミルクをもどしたようなのだ。
それが 詰まってしまったのに違いない。
頭が少し低くなってしまっていたのだろうか?
口に息を吹き込んでみたり、
あれこれ努力した。
もしやとおもい、獣医にも電話をしてみたが、
診察終了してしまって、出ない。
万事休すである。


からだはまだ、変わらずあたたかい。
だけど 動かない。


こうやって オレンジは 逝ってしまいました。

天使になったオレンジ。元気だった頃。

兄弟のなかで、一番元気で 大きかった。

綺麗な色あいで、さぞかし可愛い子猫になったはずだった。

オレンジちゃん、やすらかに。

未熟な母で ごめんなさい・・・

オレンジちゃんは、翌日、

ペンションのお庭に埋葬されました。

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2002年5月6日(月)  目が開いた!

5/5 傷心のまま 東京に戻る。
とにかく 残った子達を育て上げなきゃ。

クロは170g、チン子は152gになった。

子供なんかキライなチョビ。

この日の朝の段階で、このように
目に小さな「穴」が開いたような
状態になっていた!
最初は右目だけ。

夕方の授乳のとき。
右目が開いているのがわかる。
左目はまだ。

じきに両目があいた。
まさに「つぶらな瞳」


目が開くと
表情がぐっと愛らしくなる。

この段階で
クロも薄目が開いてきていたのだが・・

ミルクをやっているうちに、なんと、
クロのほうも目が開いてしまった!

まだ しゅん膜のようなものが
張っているのだが・・

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2002年5月8日(水)  クロ、200g突破

クロちゃんが一足先に
200gを突破。
ミルクの出が悪くなると、
「キーーーーーッ」と
泣き叫んで怒る(^^;
哺乳瓶を 張り手でたたき
そのさまは

「ちゃぶ台ひっくり返し」

そのもの。

ところで、この子は、
左の写真のように、
胸元だけ白い模様があり、
「ツキノワグマ」
みたいなのです。


しかし、ふたりとも5/5以来
便秘状態です。心配です。
おしっこは よくするけど・・

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2002年5月11日(土)  クロ、256g

チビも234gぐらいになった。
ミルクをおなかいっぱいに飲んだ直後は
なんだか
おなかが風船みたいに膨らんで
歩き方もよたよたになってしまう。


だんだんミルクの間隔を
あけられるように
なってきた。

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2002年5月12日(日)

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2002年5月13日(月)  チビ、250g


夜12時頃ミルクやると、朝8時か9時まで起きてこないようになりました。
ようやく普通に眠れるようになったかな?(人間のことね)

前はお腹いっぱいになったら、すぐおねむだったけど、今はしばらくかまってやらないと満足しません。
こうやってだんだん甘えることが増えていくのかな?

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2002年5月14日(火)  クロ、286g

ミルクでおなかがいっぱいになったあと、 しばらく黒ちゃんと遊んでいたんですが、 ホットマットに寝ていたチョビのところに置いてみたところ、] チョビが逃げずにそのまま、こんなショットが撮れました(^^)
大きさの対比が よくわかるっしょ?

ちなみに チョビって小柄な方です。

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2002年5月15日(水)  クロ、300g突破

最初のころは、ミルク飲んで、おしっこして、寝る  の繰り返しだったのですが、 成長するにつれて「遊ぶ」という部分がだんだん出てきました。
姉弟仲良く いつもこんなふうにじゃれあっています。  お腹がいっぱいだと、よく転がって手足をパタパタしているのが笑える。 カエルじゃないんだからって。

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2002年5月16日(木)


ホットマットの上が気持ちよいらしい。
暖かいところが大好きなのはチョビと一緒

えいえいっ!

ミルクでパンパンのお腹。
転がるとなかなか起きあがれなかったりする。

ホットマット、気持ちいいから座ってたいんだけども、チビどもが浸食してくる・・・・どーしよ。

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2002年5月17日(金) チビも300g突破

こんなショットが撮れました。 しかし これまでの経験では子猫の世話をするのはピートだったんだけど…  今回は何故か ピートはおっかなびっくりで寄ってこず、 ミミはいまだにフーシャー言ってて全然寄らない。
で、チョビが案外早くなじんで、わりと世話してくれるんですよ。

よく舐めてやってます。

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2002年5月18日(土) 350g突破

チョビが寝てたところに
チビを置いてみたとこ。 
抱きかかえて舐めたおしてました。
お尻もなめてくれて、チビちゃん、幸せ。
なにせ、孤児で母の味を知らないんだもんね。
良かったね、チビちゃん。
チョビには子守の報酬として、
缶のご褒美をあげました。

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2002年5月19日(日)


チビちゃんの里親探し、
思わしくありません。
こんなにも愛らしく、人を信じ切って、
おっとりした可愛い子なので、
なんとしても
幸福に愛されて一生を送って欲しい。

お腹一杯で、あったかくって、気持ちよくてうとうと。  こっくりこっくりお船をこいでます。
見てください、この安心しきった様子!
この幸せを守ってあげたいよね

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2002年5月20日(月) 380g台


見てください、クロちゃんのこの目!
すっかり やんちゃ小僧(お嬢?)に。
よたよたしながら、お尻ふりふりポーズをしてみたり、 急に飛びかかるようなしぐさをしてみたり。 ちっちゃくても段々一人前の猫らしくなってきましたね。

チビとクロは仲良し。
いつもご飯のあとはこうやって遊びます。  それから眠くなると、自分で寝床に戻って、 2匹仲良くくっついて眠ります。
引き離すのが可哀想だね。

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2002年5月22日(火) 400g台


探検、探検。
でも、きょうだいいつも一緒。
ずいぶん歩くのが速くなりました。

チビはなんか、やさしげで愛らしい感じ。 クロは甘えん坊だけど気がきつそう。
チビがミルクをもらっていると決まってクロが割り込もうとします。

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