2001/6/3 湯の倉温泉へ

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去年は前半忙しく、後半は小笠原での大けがのせいで
恒例にしていた東北旅行ができなかった。

今年こそはと思い立ち、行ってきました、東北秘湯巡り。

今回はちょっと頑張って初日に湯の倉まで遠征。

できるもんだね〜。

朝7時前に多摩を出発、中央道−首都高−東北道ルートで一気に築館ICへ向かう。 

IC到着は午後2時頃。途中休憩2回。 

日曜だったからか懸念の首都高もガラガラで至極順調。

築館ICから花山村を通って一路 湯の倉を目指す。 所要ほぼ1時間。 

ここ数年で途中の細い田舎道がかなり整備され、風情は消えつつあるが走るのは楽になっている。

「佐藤旅館」の脇から未舗装の林道を5kmほど走り、どんづまりに車を置く。 

(ちなみにバスの場合は国道398号沿いの温湯温泉で下車した後、宿まで徒歩1時間20分)

車がとても多い。 混んでいる?

一迫川の橋

この手前右側あたりに車を停める。

渓流を渡ってこれから山の中に入るのだ。徒歩20分ほど。

そんなにハードな道ではない。お散歩程度。

深山のアジサイ

「湯栄館」が見えてくる。

一泊二食付き 9700円、ランプの宿だ。

湯栄館全景

ワンちゃん達が遊んで欲しそうな顔。

一昨年来たときは子犬がコロコロいた覚えがある。

両親犬はかなり年寄りになった。

旅館が忙しいので、いつもヒマそうにしている。

番犬たち。  番犬にならんやん。

渓流露天風呂はメチャ混み。こんなことは初めて。

土日に来たことがなかったからなのだろうが。

日帰り入浴の人が多いようだ。

ここの湯は透明で美肌系、すべすべしっとりする。

渓流露天風呂全景

川面に近いので、熱くなると、川に足をつけたりしているのだ。

とにかく気持ちよい露天である。

去年 忙しくて来られなかった間に、かなり補修をしたらしい。

床や壁の腰板、天井が新しくなり、廊下の窓も以前は古い木枠だった覚えがあるのだが新しいサッシ窓に変わっている。

館内

もちろんTVもないし、ドライヤーも使えない。 灯りはほの暗い石油ランプのみ。 自家発電の電気は、冷蔵庫など最低限の家電に使われるが、レジも当然ないし、質素なものである。

部屋の中
ランプの灯り。

夕食は5時。 

ここの食事ははっきりいって期待してはいけない。

献立は一種類しか存在せず、そのためか連泊させてくれないのである。

山菜も出来合の水煮を出してきているのではと思わせるような出来だ。 

しかし今回はいつもよりは水っぽくなく、かなり普通レベルには出来ていた(笑)

湯の倉では 朝食後に露天風呂に入ることはできない。

早くから湯を抜いて掃除を始めてしまうからである。

なので、ここで朝の露天に入りたい人は 朝食前に済ませること。

オススメは夜の明け始める頃合いであろうか。


新緑の露天風呂

夜は石油ランプの灯りのみ。

露天には灯りはないので、階段のところに並べてある懐中電灯を借りて外に出るのである。

この懐中電灯もバージョンアップされていた。 大層明るくて具合がよい。

聞こえるのはせせらぎの音とカジカの声のみ。

その日は月見風呂。

何度来ても この贅沢は飽きることがない。


一泊 9600円也。

タオルつき、食事は広間。

内湯は男女別。 シャンプー、石けんつき。

館内より外を臨む

宮城県栗原郡花山村字本沢岳山1−8

0228−56−2878

客室 10室

冬季休業(11月下旬から連休前まで)

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