恋
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人生 という 長い夢の中で 夢にみられているわたしが 夢をみている これは 夢 そう おもいながら かなしくて きれいな夢 せつない夢だ はかなくて 何か 云おうとしても 声がでない 夢だから… と うつむく いつか ずっと前にも こんな 美しい夢をみたような… 夢 に みられた私が ぼんやり と 古い夢を 思いおこしている 今 みている 夢のなかで あれも やはり 胸が痛んだ と… (夢を たべつづけている 夢のなかで 夢は たべてもたべても はらにたまらない ただ 胸にたまるだけだ いつまでたっても 飢えたままだ…)
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