[2003/08]


■08/1(Fri)

2社にニューカレドニア、イル・デ・パン島の手配を依頼。
9/20からの便と 9/15からの便。 さてどっちのほうがいい行程が取れるかな。

ひとつは タヒチの時にお世話になった「メルシー・ツアー」さん。月曜の夜ぐらいには 手配結果がわかる。

こうやって 近未来の予定を埋めていくと、そこまでは自分が足を進められそうな気がするでしょう?

昔、公共広告機構で マラソン選手が出て「次の角、そのまた次の角まで、って走るんです」みたいなコピーのCMがあった。

(自殺防止のCMだけどね(^^;)

まあ、人間て ちょっとだけ先の予定を埋めることで、その予定が入っている時点までは自分の人生が確保できそうな気がするのかもね。

鬱が重傷になると多分 全く 先の予定を考える気力ってなくなると思うんだ。


■08/2(Sat)

海に行った。ようやく梅雨明けっぽいから!

7月は悲惨だったようだ。 寒いし 長梅雨だしで。 お父さんが休みを変更できず来たものの、悪天候と低温で海にも入れず かわいそな子供たち!・・・

でも私は7月は忙しくて到底来られなかったおかげで、一番暑いところを 海で過ごせて まあ よかったかも?


■08/3(Sun)

いきなり暑い日々。 でも なんか今年って 天気が不安定ですよね。

これじゃ 旅行計画を前々から立てるのは無理って感じ。


■08/5(Tue)

ニューカレドニア、2社のうち1社から回答。 9/20からのホテル・ク・ブニーのデラックスブレで予約が取れたそうだ。

しかし ウレ・ロッジのほうが本当は希望。 もう一社に期待かな。 でも、どうかなーーー?

というわけで 日程は まだ ホテル予約結果に左右されそう。

今は向こうは「冬」。 朝晩は上着がいるという話。 でも タヒチのときは 向こうの真夏に行って失敗したので 今回は だいぶ過ごしやすいのではないかな。

株よ あがれ〜!


■08/6(Wed)

目が へろへろに疲れてる。 納品物の単体テストを ずっとやってるのだが もう目が限界かも。

しかし 今年は 居間のクーラーを新調したおかげで快適だ。 暑がりのNagも今年は過ごしやすかろう。

今週末は、五日市の料亭(つーか なんつーの? 炭火焼きの店。 古い庄屋屋敷を移築した、風情のあるとこ)で、 仲間のひとりの 再婚祝いをする。

7月にグアムで挙式してきたそうだ。  のろけを聞かされるのだろうなーー。

誰か、私たちの結婚祝いもしてっ・・・・・・・・・・・  って 式も披露宴もしてないし 籍も入れてないんだけど。


■08/08(Fri)

台風が近づいていて、風が強い。ときおり雨がどかっと降る。 

こういう日は外に出たくないが・・  コーヒーが切れているので下北沢まで行った。 もちろんPASSATで(^^;

ついつい乗り回したくなる。 電車のほうが早いとわかっていても、わざわざ車で出てしまうわけだ。

金曜の夜というのにどこの店もガラガラで客引きが激しい。カラオケ屋もダンピング競争。 台風の影響らしい。

今日は皆、家路を急いだのだろう。実際はたいした風雨でもなかったのだが…


■08/09(Sat)

台風10号の中、またたび仲間の「い○だ氏」の再婚祝いオフといういことで、五日市にある炭火焼きの料亭「黒茶屋」へ。

15時からの予約だったのだが、大変だった。

九州から飛行機参加が一名いるので、まず「飛行機飛んだか?」と連絡にてんやわんや。 

車が3台、電車が3名、不明が1名。 朝は9時からニュースとインターネットをずっとチェックし、

途中、青梅線が不通になった情報を得て、他の車のメンバーと連絡を取り合いながら 皆をピックアップ。 

羽田で飛行機組をピックアップしたSさんが、不明の一人の自宅近辺で

ピックアップするために連絡待ちで待機くれていたのだが

携帯の電源が切れているのか、メールを入れてもだめで、どうしても連絡が取れず、

タイムリミットが来て連絡断念。 黒茶屋に向かう。

こちらはこちらで、電車組を 中央線国分寺駅で拾うことに。酷い暴風雨。

駅内の駐車場に一旦入れてピックアップし、一路、五日市へ向かう。 

途中とくに渋滞もナシ、道路はお盆休みはじめというのにどこもガラガラ。 ラッキィ。

1時間ちょいで現地に現地についてしまう。 

Sさん一行もとっくに到着しており、皆でお茶して時間を潰すうちに、残る車組の1人が到着。

「不明の彼はドタキャンだよねえ?」と心配しつつ店に入ったところへ、その彼がバイクで到着し、皆、ほっとする。

前夜ぎりぎりドタキャンの人がいたために、前菜分だけは1名分余分に料金を負担したのだが

相変わらず えらいボリュームで、肉も野菜も私は他の人に随分手伝ってもらわねばなりませんでした(^^;

でも美味しくて雰囲気抜群なので、私はお気に入り。 
あいにくの天候でせっかくの秋川渓谷が濁流になったのは残念でしたが・・


■08/10(Sun)

南町田のカルフールに買い物に行った。随分久しぶりだ。 

春以来、食が細りまくって、料理どどうこうしようなどという状態ではずっとなかったので、足が遠のいていた。

今だって実際、二人でステーキ一枚をシェアするような食べ方がやっとである。 

それでも気分転換になるのだ、あそこで買い物すると・・・

フランスパンが美味しいしね・・・・


■08/11(Mon)

ピーカンだけど風が通っていい感じの夏の日。 こういう日は木陰などにいると気持ちよいのだろうな。。。。

猫はあちこちでだらけまくっている。昼寝三昧。  私は 仕事っす、仕事。

でも昨夜が(今朝?)4時頃まで仕事だったので、今日はちょっと気を抜きます。


■08/12(Tue)

胃の調子がとても悪くて 食欲もない。

枝豆と 冷や奴と いくらおろしが食事。  枝豆ばかり食べているの。枝豆って食べ過ぎても害はないの??


■08/13(Wed)

ツキヨノデキゴト

切なくて 痛くて 泣いた。 ことばが 無防備な私のこころに すとーんと 棘のようにささる。 

自分の心の痛みを こんなふうに表現できるひとは すごい。


■08/14(Thu)

ツキヨノデキゴト。 8/2の日記。7/31の日記。7/24の日記。 この人のコトバはすごい。

物書き系の仕事をしているようだけど、コトバであらわす力がある人だから これほど 読み手に深く伝わるのだろう

どれも一遍の詩のようだ。  深い苦しみと哀しみが伝わってくるのだけれども この人は 書くことによってしか 正気を保てないのではんかったかと思うけれど 自己憐憫に酔っているわけでは全然なくて・・  なんというのか・・

これだけの 表現力が 私にも ほしい

あまりのことに 耐えきれず 作者へのメッセージを送ってしまった。


■08/15(Fri)

真夏とは思えぬ肌寒さです。

夏であることを思い起こすまえに 夏が通り過ぎてゆきそうな、今年の夏。

夏に「さあ 夏休みだ どこへ行こう!?」とわくわくしないのは とても淋しいことですね。

・・・・・由乃さんの今日の日記。

「愛するヒトにも/お芝居をして/生きていかなければいけないのだとしたら/なんだか寂しいコトです。」

「夫が、コイビトの前にいるときの
 なんでもできて
 なんでも知っていて
 男らしくて
 やさしく労わられるような

 そういう自分の方が好きなら

 それはもう
 わたしには どうすることもできません。」

「わたしは
 夫専属の
 ホステスさんでもないし
 ホテルの従業員さんでもありません。」

彼女の かなしみが伝わってきますね  いたいほど


■08/17(Sun)

由乃さんに伝えたいことば。  「それもこれも ぜんぶ含めて あなただね」 

由乃さんに対してもだけれど 由乃さんから由乃さんの夫に対しても あなたが そう云えたなら と

「人間、生きていくには、濁っていても 水は必要」と私に語った親友の言葉。

それも今の自分の年齢になって かみしめられる言葉かもしれない。

由乃さんは若い。 26,7だろう。 その頃の自分を思うと 他人とは思えないのだけれど。

当時の自分に似ている部分もあるので、気になってしまうのだろう。

自分の中に棲んでいるのは 自分がとらえている自分だけじゃない。

自分がとらえている自分、っていうのは、最初はいつだって「自分がこうとらえたかった自分」でしかない。

だけど 生きていくうち  いろいろな ヒトと出会い 心があちこちに 転がってゆくうち

自分の認証を受けてない「自分」も いっぱい 密かに棲んでたことが わかってくる

それを すべて否認するか  受け入れるか

生きていくっていうのは  そういうものとの 「たたかい」でもある。

めざすのは 「太陽の光の白」。 真っ白なノートの純白さではない。

あなたのノートには まだまだ 白くなるには足りない色が 多すぎるのだ。きっと。

そう 考えてみて欲しい。

ヒトを赦す ということは 自分を赦す  ということと裏表。

「恋愛」 だけでは 生きていけない。  夫婦をやっていけない って思うこのごろ。

プラスαで 必要不可欠なのは 「慈愛」 かな、とも思う。


■08/18(Mon)

昨日 話に出た その親友が、メールの中で  ツキヨノデキゴトを読んでいて 山本文緒の小説を思い起こしたといい、すすめてくれたのでヤマトで先日t注文した。

「恋愛中毒」と「あなたには帰る家がある」「眠れるラプンツェル」

今日は 起きたのが 10時 寝たのが午前2時。 


■08/19(Tue)

からだ、だるい。  自作詩のコーナーに ひとつ追加。  でもまだ 詩のメモ程度だな。 そのうち日が経ってから もう一度 みなおすかな。


■08/20(Wed)

「眠れるラプンツェル」 読み終わった。 自覚しないまま、自分のこころが壊れていくコワサ。

自分のこころの乾きに、飢えに、無意識に蓋をしていても
   古井戸のような こころの奥底で着々と闇を喰らって育ったソレは
いつか 内部から こころを食い荒らして しまうのかも
そとから見ても よくわからないけれど 知らないうちに 中が朽ち果てて空洞になった樹木  
「ダニー」「ルフィオ」「汐美」 みな 孤独。 汐美は自分の孤独を自覚してなかったけれど。
自分ではこわれてないと信じているままに、 こわれていく汐美が イタすぎ。


■08/21(Thu)

何も食べなくても おなかが全く空かない。  いつも 胸元まで いっぱいなかんじがして 食べ物はほしくない。

でも 食事すらしなかったら なんてのっぺらぼうな一日になってしまうか、・・・

と 頭で考え、 無理矢理  食べ物を つめこんでみる。

でも やっぱり もたれてるよぉ。  キャベジン飲んでみたけど 効果ナシ。


■08/26(Wed)

山本文緒、次に読んだのが「あなたには帰る家がある」。

これは「眠れるラプンツェル」と舞台装置がクロスする。

2つの夫婦(家族)が登場して、人生が交差してゆくのだが。

なんというか この人の小説は 切ない。

これはセンチメンタルという意味ではない。

ぜんぜんセンチメンタルなんかではないのだ。でも切ない。

それぞれの空洞を抱えた登場人物たち。空洞を自覚している人、自覚せずにかかえてる人。

そしてその空洞が接点となって、交差していく。

あらわになってゆく空洞。

どうしようもなく切ないのだ。

次に読む予定は「恋愛中毒」である。彼が面白かったといっていたので期待。


■08/27(Wed)

あいかわらず 空腹、のタイミングが捉らないっていうか。

中枢神経の発するメッセージと、心が発するメッセージの同期が取れないっていうか。

うーん。不快。

そうそう。ミミ姐がまた脱走したの。

朝、寝室の窓の網戸がない側を間違って開けてて気づかずにいて。

彼が気づいて閉めたんだけど、私はそんなことも知らなくて。

夜、彼が帰ってから「朝 窓が開いてて・・ ミミがいない気がするんだけど」って言うまで 朝そんなことがあったことも知らなかった。

ミミは日中ずっとベランダで寝てることが多いので、部屋で見かけなくても気にしなかったわけ。で あわてて 何度か探しに出たけど。

おととしだっけ? やっぱり今時分に脱走して3日ぐらい見つからなかったことがあった。 午前3時過ぎに見つけたんだった。

だから半ばあきらめてたんだけど・・ 23時過ぎに ふらりと私がアジ煮干と猫缶持って、マンションの非常階段を探しに行ったとき・・・・居た!

非常階段の柱とフェンスの隙間に体半分かくして、お尻だけこっちに出てる灰色のかたまり。アジ煮干の匂いと、猫なで声でつって、すかさず尻尾を鷲掴み。 つかまえた。 あーーーよかったこと。

ご縁が一応あったってことでしょう。3度目がないようにしないと。


■08/28(Thu)

天気良くても 暑くても 寒くても 雨でも 台風でも

なんかこう 他人事みたいな 無感覚で困る。

前はこうじゃなかったなー。

食欲は あまりないまま。 夏ばてするような 暑さでもないんだけど。


■08/30(Sat)

下北沢のWhiskey Cat へ。 ここは2度目。 バーなんだけど、ワインが充実してるのです。

メニューになくても なんかワインに合いそうな美味しいものをぱぱっと作ってくれたので感激。

ワイン2本飲んで、料理ちょこっと出してもらって、チーズをちょちょっと食べて 終電なくなっちゃったす。

下北からはタクシーで1万円しないけど・・・  まあ 美味しかったから いいか。 またそのうち 行こう。


■08/31(Sun)

8月ももう終わり。  これまでの人生で一番 中身のない夏だったなー。

天気が悪かったので 調子狂ってしまったっていうのもあるんだろうけど・・・・・

高尾山のビアガーデンも とうとう行かなかった。 これはやっぱり天気のせいか。

この場で書けるようなネタが ない夏でした。 裏ネタはあっても ここじゃ書けないのばっかりだし!

・・・今日はうちでワイン飲んだ。  冷凍庫にずっと置いてあったミートパイの具と、一週間ぐらい前につくった ポークの赤ワイン煮の残りを組み合わせて 1品つくって。

つくるのはいいんだけど、私、これ、食べられないじゃん(^^;   って苦笑しながら。  でも半分ぐらいは食べた。 味? 悪くないかも(笑)